学校概要
校長あいさつ
ホームページをご覧いただきありがとうございます。
当校は、明治43(1910)年4月に「長岡市立長岡商業学校」として開校した学校です。長岡は戊辰戦争以来、幾度となく戦火や自然災害に見舞われましたが、そのたびに「不死鳥(フェニツクス)」のごとく復興を果たしており、そこには常に「常在戦場」を心がけ「士魂商才」に徹した“長岡人”の存在がありました。開校以来、引き継いできた校訓「士魂商才」(道徳と経済を両立させた商業人の育成)のもと、2万5千名を超える有為な人材を世に送り出し、政財界、教育・文化、スポーツ界などで幅広く活躍しています。
さて、当校のスクール・ミッションは「自ら学び、ビジネスの創造と発展に主体的に取り組める人材を育成する学校」です。1年生は商業の基礎科目「ビジネス基礎」・「簿記」・「情報処理」、2、3年生では教科「商業」の4分野(マーケティング・マネジメント・会計・ビジネス情報)を学び、経済社会の変化に主体的に対応できる能力と態度を身に付けていきます。
社会が激しく変化し、予測困難な状況の中、与えられた環境のみならず、自らが新たな価値を生み出すために行動を起こしていく精神(アントレプレナーシップ)が、これまで以上に求められています。本校はチャレンジ精神、創造力、行動力に加え、情報活用力、コミュニケーション力等が身に付けられるよう取り組んでおり、「商業高校の学びは役に立つのか?」と聞かれたら、私は迷わず「はい、本当です!」と回答します。
本校での学びは高校卒業後の就職、大学等への進路実現はもちろん、その後の社会生活に必要とされる資質・能力の習得に繋がるからです。
新潟県立長岡商業高等学校は、今後とも生徒の進路希望の実現と地域に貢献できる特色ある学校づくりに邁進してまいります。皆様方からのご理解とご協力をお願いします。
新潟県立長岡商業高等学校長 小林皇司
スクール・ミッション
【自ら学び、ビジネスの創造と発展に主体的に取り組める人材を育成する学校】
・校訓「士魂商才」のもと、産業人としての実力を涵養する。
・自ら学び、ビジネスの創造と発展に主体的に取り組める人材を育成する。
スクール・ポリシー(三つの方針)
★グラデュエーション・ポリシー
@基礎学力を充実し、社会の変化に対応できる知識を深め、技能を高めるとともに、個性の一層の伸長を図る。
A心身の健康増進に努め、礼儀・明朗性・忍耐力等の資質を向上させるとともに、自ら判断し行動できる力を養う。
★カリキュラム・ポリシー
@学習の基盤となる資質・能力(言語能力、情報活用能力、問題発見・解決能力等)を育成するため、教科等横断的な学習に取り組む。
Aビジネスの諸活動に関する基礎的基本的な知識と技術の習得を目指す。
Bマーケティング分野、マネジメント分野、会計分野、ビジネス情報分野の4分野を幅広く学ぶ。
★アドミッション・ポリシー
@地域の魅力を理解し、地域の課題発見・解決に主体的に取り組む生徒
A商業に関する興味・関心が高く、意欲的に学習に取り組む生徒
B学校行事や部活動など学校の諸活動にも積極的に取り組む生徒
今年度の重点目標
@基礎学力の定着とともに、多様な学びを促進する授業づくり
A生徒の自立意識の涵養と豊かな人間性の育成(士魂商才)
B生徒の発達段階に応じたキャリア教育の充実
C特色ある教育活動の積極的な情報発信
校 訓 〜士魂商才〜
明治43年第1回入学式に、初代長岡市長 牧野忠篤氏(旧越後長岡藩牧野家15代)が来賓として参列された際に、開校記念として、兜の徽章(きしょう)と校訓「士魂商才」の言葉を本校に贈っていただきました。
校 章
長岡城は、大手口と神田口の二大城門が兜(かぶと)の「鍬形(くわがた)」のように開いており、城郭の形があたかも兜の「鉢(はち)」と「綴(しころ)」のような形状であったことから、「苧引形兜城(おびきがたかぶとじょう)」と呼ばれていた。
本校の校章は、初代長岡市長の牧野氏から贈られた兜の徽章を元に、兜の「鍬形」と「商」の文字を図案化したものです。
校 歌
●新校歌
作詞 窪田 章一郎
作曲 平井 康三郎
1.源はるか悠々と 水きよらかに北越の
平野ながるる信濃川 恵みゆたかに天地に享けて
われらは学ぶ 長岡商業高等学校
2.年々揚ぐる長岡の 信濃川原の大花火
豪気優美をこころとなして 国の繁栄世界の平和
われらは目指す長岡商業高等学校
3.雪の冬過ぎ春来れば 悠久山に咲くさくら
高き理想にいそしみて 広き世界に使命をにない
われらは励む 長岡商業高等学校
●校 歌
作詞 元校長 大山 登
作曲 元教諭 野津 雲越
1.煤煙迷い吹雪ちる 兜城城下のただ中に
時は明治の四十三 商神天降り宮造る
2.北にそびゆる弥彦山 西に流るる信濃川
山はゆるがぬ士魂にて 水は淀まぬ商才ぞ
3.商機戦略異なれど 勇む心ぞ分ちなき
謙信蒼龍それ以来 北越男子の意気高し
4.忠孝信愛身に守り 学びの業をいそしみて
富国の大任にないつつ やがて尽さむ世の為に
沿 革
明治43年2月、長岡市議会において『本市が環境の向進に適応し勢力の発展を期せんには基礎を商業教育に置かざるべからざる事』を審議し、満場一致をもって長岡商業学校を新設しました。長岡市立として発足した当時は、予科2年、本科3年の5年制であり、校舎も玉蔵院町市立高等小学校に併置され生徒数もわずかでした。大正10年に5年制だけとなり、12年には校舎を下中島町に移転しました。 昭和3年新潟県に移管されて新潟県立長岡商業学校になり、昭和23年の学制改革により新潟県立長岡商業高等学校となり現在に至っています。また昭和54年には、水道町から西片貝町の広大な敷地に移転しました。 |
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明治 | 43. 3.14 | 文部省告示第80号をもって長岡市立商業高校を設立し、4月より開校の件許可 |
43. 4.18 | 第1回入学試験施行 | |
43. 4.26 | 校舎を長岡市玉蔵院町市立高等小学校に設併置 | |
43. 4.29 | 開校式に併せて第1回入学式を挙行 本科15名 予科50名 | |
大正 | 2. 3.25 | 第1回卒業式を挙行 卒業総員7名 |
2. 4. 1 | 玉蔵院町の校舎を本校の専有とする | |
6.11.18 | 校旗樹立式を挙行 | |
8. 4. 1 | 予科2学級募集 | |
9.11.22 | 創立10周年記念式挙行 | |
10. 4. 1 | 本科生の卒業に伴い、5年制のみとする | |
12. 1. | 校舎を水道町に移転 | |
昭和 | 2. 2.16 | 午前11時30分実践室より出火、校舎の大部分を焼失 |
2. 5.23 | 市内千手小学校内仮校舎に移転 | |
3. 2.29 | 昭和3年4月1日より新潟県に移管されて新潟県立長岡商業学校と改称。2学級募集 | |
3. 5. 8 | 千手仮校舎より新築校舎に移転 | |
5. 9.28 | 創立20周年記念式挙行 | |
13. 4. 1 | 3学級150名募集 | |
15. 5.15 | 創立20周年記念式挙行 | |
19. 4. 1 | 工業課程に転換 第二長岡工業高校と改称 | |
20. 3.27 | 4年制卒業の実施に伴い5年制・4年制・2学期同時の卒業式挙行 | |
20. 8. 1 | 戦災のため校舎全焼 | |
20.10. 1 | 長岡工業専門学校の一部を借り、2部授業開始 | |
21. 4. 1 | 新潟県立長岡商業学校と称し、商業課程に再転換 | |
21. 4.19 | 入学式挙行、高専・中学・高等小学校で分散授業開始 | |
22. 4. 1 | 学制改革により併設中学校設置 在学中の2・3学年を充当し、第1学年は募集せず | |
22.11.12 | 生徒会誌「ヘルメス」の創刊号発刊 ※交友会誌「兜城」を名称変更 | |
23. 4. 1 | 新潟県立長岡商業高等学校と改称、3学級募集 | |
23. 9. 1 | 水道町に校舎復旧第1期工事完成 全校新校舎に移転 | |
24. 3.23 | 定時制課程設置認可 | |
24. 4. 1 | 全日制課程4学級募集 | |
25. 4. 1 | 全日制課程5学級募集 | |
25.10.10 | 創立40周年記念式挙行 | |
27. 4. 1 | 定時制課程2学級募集 | |
28. 4. 1 | 定時制課程6学級募集 | |
35.10.25 | 創立50周年記念式挙行 | |
37. 2. 7 | 校地4,059.52u拡張 | |
38. 4. 1 | 全日制課程8学級募集 | |
40. 4. 1 | 全日制課程9学級募集 | |
42. 4. 1 | 長岡西高等学校設置に伴い、定時制課程の募集停止・全日制課程8学級募集 | |
45. 3.31 | 全日制課程4年生の卒業に伴い、全日制のみとする | |
45. 8.11 | 野球部甲子園大会初出場(1回戦惜敗) | |
45.10.24 | 創立60周年記念式挙行・記念事業として五日町合宿所建設敷地2,960u購入 | |
46.11.25 | 五日町合宿所「青柴山荘」竣工 | |
49. 8.10 | 野球部甲子園大会2回目出場(2回戦惜敗) | |
49.10. 7 | 新校舎建設敷地(西片貝町大木)41,146u購入 | |
52. 3.31 | 新校舎建設敷地15,754u買増 | |
54.11. 6 | 新校舎、管理棟、特別教室棟(東側)竣工、水道町校舎より移転 | |
54.11.16 | 長商会館竣工 | |
54.11.20 | 大体育館竣工 | |
55. 5. 1 | 特別教室棟(西側)竣工 | |
55.10. 3 | 創立70周年記念式挙行 |
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57. 2.24 | 小体育館竣工 | |
58. 3.25 | 兜城橋竣工 | |
59. 4.25 | 校碑竣工 | |
59.12.14 | 格技場竣工 | |
60.11.25 | 部室棟竣工 | |
61. 4. 1 | 情報処理科新設 | |
平成 | 元. 4. 1 | 全日制課程9学級募集 |
2. 4. 1 | 全日制課程8学級募集 | |
2.10. 5 | 中庭竣工・新校歌発表会 | |
2.10. 6 | 創立80周年記念式挙行 | |
6. 3.25 | 情報処理実習棟竣工 | |
12. 4.28 | 創立90周年記念式挙行 | |
15. 4. 1 | 学科改編 総合ビジネス科6学級募集、情報ビジネス科1学級募集 | |
17. 6.16 | 文部科学省から「目指せスペシャリスト」の研究指定を受ける(3年間) | |
20. 4. 1 | 総合ビジネス科5学級募集、情報ビジネス科1学級募集 | |
20. 7. 9 | 一部校舎改築のため仮設校舎に移動 | |
21.10 | 管理・普通教室棟(東側)大規模耐震改修 | |
22. 7.20 | 改築校舎完成 | |
22.10. 9 | 創立100周年記念式挙行 | |
23. 4. 1 | 総合ビジネス科4学級募集、情報ビジネス科1学級募集 | |
23.10 | 中庭完成(創立100周年記念事業) | |
24. 4. 1 | 総合ビジネス科5学級募集 | |
26. 8.25 | グラウンド復旧工事完了 | |
27. 9.30 | 図書館棟大規模改修工事完了 | |
30. 4. 1 | 総合ビジネス科4学級募集、情報ビジネス科1学級募集 | |
令和 | 元.12.18 | 小体育館大規模改修竣工 |
3. 3. 1 | 創立110周年記念誌発行 ※新型コロナウイルスの影響により記念式典は中止 | |
3. 4. 1 | 総合ビジネス科4学級募集、情報ビジネス科募集停止 |